【感想】阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし/阿佐ヶ谷姉妹

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こんにちは!totohaです!
今回は「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
をご紹介します!

こんな人におすすめ!
・仲良しな二人の生活が気になる方!
・日常の楽しさを思い出したい方!
・阿佐ヶ谷姉妹が好きな方!

目次

あらすじ

40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満載。
エアコンの温度設定や布団の陣地で揉める一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけに舌鼓。
白髪染めや運動不足等の加齢事情を抱えつつもマイペースな日々が続くと思いきや。
地味な暮らしと不思議な家族愛漂う往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。

作品情報
タイトル:阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
著者:阿佐ヶ谷姉妹(あさがやしまい)
発売日:2020年2月10日
出版:幻冬舎文庫
ジャンル:エッセイ
頁数:268p

二人の近すぎず、遠すぎずの絶妙な距離感が生み出す
のほほんとした雰囲気。
楽しいことは2倍、悲しいことは半分にできる二人。

それでは感想を書いていきます!

読んだきっかけ

本作は本屋さんで見かけたことはあったのですが手に取るまでに至らず…
偶然インスタグラムで拝見した感想がとにかくほっこりしていて
“癒されたい!”と思い読むことにしました。
表紙のイラストもお二人そっくりで可愛らしいですよね!

現在は終了している幻冬舎Plusで2021年まで連載されてたエッセイの書籍化です。
リレー形式のエッセイなのでお二人の文章が読めるのが何だか嬉しい。

二人の絶妙な距離感

ご存じの方も多いかと思いますが
阿佐ヶ谷姉妹のお二人は本当の姉妹ではなく
元々ご友人で、行きつけの飲食店のご主人に
「阿佐ヶ谷姉妹」という名前で何かやったらいいのに
と言われたことが活動の始まりだそうです。
本当に似てますよね!
私も本当の姉妹だと思っていました!

お二人の距離感は近すぎず遠すぎずで理想的。

お姉さんの家に越してきた美穂さんなのに
「寝ても起きてもお姉さんの顔が見えるのは、つらい」と言ってしまう。
これを言えるのもすごい!
そしてびっくりなのがつらいと言われたお姉さんは
「いや、つらいってどういうこと?」と思いつつも
怒らないんです!

仏のようにおおらかなお姉さんに
猫のように奔放な美穂さん
あぁ相性ピッタリ。

思ったことを言い合える関係って
心から羨ましいです。

書き下ろし小説

お二人の初書き下ろし小説も掲載されています!
簡単なあらすじをご紹介します^^

美穂さん作
「3月のハシビロコウ」
あらすじ
お姉さんに舞台のお仕事が決まった。
自分のピンでの仕事もあるかと思ったが思いのほか暇である。
バイトでもした方がいいかと考えていた矢先
お姉さんがゼリーの頂き物を持って帰ってきた。
聞くと近所のゼリー屋さんということで行ってみることに。
魅力的な店内にはアルバイト募集の紙が。
思わず応募し働くことになる。
そこで出会ったアウトレイジなオーナーとの
淡い恋愛ファンタジー小説。

登場人物もご本人だったのであまりにリアルすぎて
エッセイの続きかと思うほどでした!
オーナーさんとの期待してしまうあの微妙な距離感。
まさかのラストに驚くと思います。
正直騙されました。←

お姉さん作
「ふきのとうはまだ咲かない」
あらすじ
旅館ありまで働き始めて3年の蕗子。
過去の恋愛を断ち切れず進めないままの彼女は
湯守の年雄のとの距離が縮まり始める。
些細な会話や触れ合いでいつも冷静でいるはずの自分が少しずつ緩んでいく。
そんな中、年雄は実家に戻ることに。
一緒に来てほしいと言われた蕗子はすぐに
返事を出せずにいた。
素直になれない蕗子と彼女を待つ年雄はどうなるのか…

なんとも焦ったい素直になれない系女子の恋愛小説でした!
煽る同僚がちょこちょこうざったいのもまたミソで。
過去に縛られていた蕗子が温かな手を取り幸せになれたと私は思っています。
これはきっとハッピーエンドだったでしょう!

これらの恋愛小説はテレビ番組の企画から生まれたもので恋に落ちてしまう相手&シチュエーションの台本を書き下ろしたものです。

どちらも素敵なお話でした!

お隣さんになった二人

エッセイ後半から「エリコ過多」に悩まれた美穂さん。
そこから引越しを検討し始め、たくさんの内見に行くもどうにも理想の家が見つからない。
どうしようかと壁にぶつかっていたら
なんと住んでいた部屋のお隣が空くことに!奇跡!

同じアパートでも部屋の作りは少々違いましたが
住みなれた町、理想の環境。借りない手はありませんよね!

無事「エリコ過多」から解放された美穂さんでした。

お姉さんの家具へのこだわりや
美穂さんのゴミ箱へのこだわりなど
同居解消後も相変わらずなお二人でした。

まとめ

今回は阿佐ヶ谷姉妹のエッセイをご紹介しました^^
なんとものほほん、ほっこりなお二人の日常に癒されました。
記載しなかった内容でお二人行きつけの飲食店のお話があるんですが店主もいい人だし美味しそうだし
阿佐ヶ谷行ってみたいと思うようになりました!

エッセイ連載は終わってしまいましたが続きというか現在のお話も読みたいなぁなんて思いました。

忙しすぎる人ほど読んでほしいほっこりエッセイです。

最後までお読みくださりありがとうございました!


こちらはお二人監修の手帳です!
ちなみに私も使っています^^
一言でもいいと思いながらゆる〜く続けています。
こちらも機会があれば紹介したいと思います!

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感想(9件)

totoha
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本と文房具が大好きなtotohaです!
このブログは私の好きなもの・ことについて書いている雑記ブログになります。
文章の書き方、デザインについても勉強中です!
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